Kanon

旅とFXとサッカーとブログな生活。北海道出身で鹿児島県在住です。

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観た人、読んだ人の数だけ『永遠の0』はある。それでいい。

      2014/01/08

今日は映画『永遠の0』を観てきた。
20140106-02

8:20からの上映を観るために超早起き。

映画が始まる前までに原作を読み終えておきたくて、

行きの電車内でも読んでいたのだけれど間に合わずに、

エピローグを含む後半3章を残してしまった。

けど、結果的に大半は読んだけど、

ほぼ結末だけがわからないという、

これはこれでちょうど良かったのでは?という状態で映画を観る。

感想は?というと、

自分はすごく楽しめたかな。

ブログや掲示板などネット上でもたくさんの感想や評価がアップされていて、

今まで飛行機に興味を持っていた人は飛行機の部分に関して、

「これは違う」とか「物足りない」と思ったり、

歴史や戦争に興味を持っていた人は「史実と違うんじゃないか」とか、

「この時代にこんな言葉遣いはしない」とか感じたり。

それぞれの人生での経験からいろいろな見方、感じ方があるわけで。

そう、観た人の数だけ『永遠の0』はある。

個人的には、フィクションであり、エンターテイメントで、

多くの人にわかりやすくの作品。

リアルな部分との少々の違いに目をつぶって楽しみ、感じるといいんじゃないかなと思う。

ここから先は少々ネタバレあり 映画・小説『永遠の0』

そこそこ長い小説である『永遠の0』だけど、

これが2時間半くらいの映画にどうやって収められているのか?

なんてところに興味があったけど、

端折るところは端折り、

設定を変えて違う描写になったけど、

外したくなかったセリフは入れた、みたいに、

できるだけ映画だけでもわかりやすくなるように作られていたと思う。

ただ、原作でいうプロローグとエピローグの部分はない。

なので、映画だけを観た人は、

プロローグとエピローグだけでも読んでみるのをオススメ。

たとえ立ち読みでもw

自分も実際に映画を観た後に、

エピローグの部分を読んだのだけれど、

何かその部分は、より強く心に残る部分があった。

きっと、敵とはいえ、戦った者同士の感情の繋がりというのもあるのだろう。

本当は原作全部読むともっともっと楽しめるんだけどね。

原作では何度か出てくる新聞記者の部分は、

尺の関係もあるだろうし、

メディアの批判になってしまって、

映画を宣伝してくれる媒体に配慮して違う設定にしたんだろうね。

景浦の自宅にあった刀。

映画の中で「この刀は血を吸っている」なんていうようなセリフがあった。

あの刀は、宮部の妻と娘を助け出した刀なんだね。

景浦が話を終えて、健太郎を抱きしめたのは、

あの時助け出した小さな娘の子供が大きくなって、

自分を訪ねてきたという嬉しさ、感慨深さがあったのではないだろうか。

特攻の時、最後に宮部は笑った。

「死んでも戻ってきます」

宮部は死の直前に悟ったのではないだろうか。

自分の死後、妻と娘は守られる、

そして救われると。

今日、観たばかりの『永遠の0』だけれど、

また観直してみたらもっと違った感じ方ができるかもしれない。

原作を読み直してみたら、新しい発見があるかもしれない。

一度だけで終わらせるにはもったいない、

これからもっと楽しみたい映画であり小説だった。

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